事例紹介
Before
After
●ご依頼内容
今回、お客様からリクエスト頂いたのはシルバー925製で約30年前に海外で購入されたリングにダイヤモンドを入れるリフォームです。
男性にとても人気のあるブランド「クロムハーツ」ですが非常に沢山のモデルが存在します。素材も代表的なシルバー925製、日本国内に多く流通しているK18ではなく、独特な黄金色のK22製。最近は、ラバー素材などもあります。
●リフォームについて
デザインされている文字に細かなブラックダイヤモンドを約40pc入れました。シルバーの加工ってK18より簡単?って思われていらっしゃる方が多いと思いますが実は、非常に難しく工程もK18に比べて多くなることがあるのをご存知でしたでしょうか?その理由は、独特な燻し加工です。銀色とは別に黒っぽく燻してある箇所です。
ただ、ダイヤモンドを入れて終わりではないんですよ!
まず、最初に荒め目のやすりで大まかなキズを取ります。ここで重要なのはキズ完全に取り過ぎない事です。シルバーは、K18に比べて柔らかいので使っているうちに必ず大小様々なキズやへこみが出来ます。全部取ってしまうと、その分地金を削ってしまい見た目のボリューム感が変わってしまいます。
次にダイヤモンドを留める為の座と爪の成型です。次にダイヤモンドを留めて爪を整えてから燻し加工をし、最後に仕上げです。但し、燻し加工を程よく残しつつ仕上げるのはセンスが必要です。残しすぎも取り過ぎもイメージが変わってしまうため、クロムハーツを熟知していないと出来ない加工です。
特に今回は、1点目の文字にブラックダイヤモンドを入れる方が大変でした。ブラックダイヤモンドのサイズを入れる箇所によって変えてあります。元々の文字の幅に収まるように均等に留めていくのも技術が必要です。
いかがでしょうか。ダイヤモンドを入れるだけでアクセサリーからジュエリーに格上げされたような高級感が出てきました。
お客様にも大変喜んでいただきました。
●価格
¥176,000税込み
●担当者より
クロムハーツのリフォームは他のジュエリーよりも異なるモノが多いので現物をみてからのお見積りになります。
ご相談は無料です。お気軽にお問い合わせください。
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