JUWELRY AGLIA YOKOHAMA

Gallery 事例紹介

HOME » 事例紹介 » オーダーメイドジュエリー ピジョン・ブラッドカボションルビーをリングに【1725】レアカラーストーン7月の誕生石
リング(指輪)

オーダーメイドジュエリー ピジョン・ブラッドカボションルビーをリングに【1725】レアカラーストーン7月の誕生石

Before

After

●お客様のお住まい
当社のホームページを見られて今回のお客様は、神奈川県横浜市みなとみらいからルビーのリングのオーダーにお越しくださった方です。
女性は年を重ねるほどに美しくなります。これは、本当にファッショナブルな人しか知らないことです。

本当に自分の美しさを知っている女性は、毎年あたらしく誕生日を迎えるたびにうれしくなってしまうのです。
だって、それはどんどん奇麗にステキになっていくということなのですから!

オーナー新井にジュエリーをオーダーしてくださっているこのお客様は、
今の自分がいつだって一番ステキだということを知っている素敵なお客様です。

今回お客様がお求めになっていた宝石は、『ピジョン・ブラッド』のルビー。

『ピジョン・ブラッド』……『鳩の血のように赤い』というのは、クレオパトラの時代から『宝石の王様』と呼ばれていた、
真紅のルビーのことに付けられた名称です。

ヨーロッパでは『ピジョン・ブラッド』と呼ばれ、古来珍重されてきたこのルビーは、多くの王侯貴族から愛されてきました。
宝石を愛し、エレガンスを愛したフランスのオスカー・ワイルドは、自分の作品の中でピジョン・ブラッドのルビーをこうほめたたえています。

ですが、現在ではこの『ピジョン・ブラッド』のルビーは愛されるあまり皆が夢中で探し求めた結果、鉱山が掘り尽くされ、手に入らなくなってしまいました。

ルビーがどんな宝石店の店先にも並んでいるのは、世界中にたくさんの鉱山が存在しているからです。
ミャンマー(ビルマ)、スリランカ(セイロン)、タイ王国、カンボジア、タンザニア、モザンビーク、マダガスカルなどが著名な産地として知られており、多くのルビーを算出しています。

けれど宝石は鉱山ごとに微妙に違った色彩を持ちます。大地が生み出す輝きである宝石は、鉱山によってそれぞれ違う色を持つものです。
その中でも特にミャンマーからのみ算出するとされるピジョンブラッドのルビーは、その真のエレガンスが失われつつあるという事実と共に今では大変に貴重なものだと言えるでしょう。

現在では市場に流通することがほとんどなくなってしまったピジョン・ブラッドですが、経験豊富なバイヤーの中には時に現地に直接赴くことで探してくることができる者もいます。
今回、オーナー新井が頼ったのは、そんなベテランバイヤーの一人でした。

宝石のバイヤーはそれぞれに得意分野が異なり、それぞれに時に宝石の原産地として知られる土地で代々宝石商を営み、時に宝石に魅了されて世界中を飛び回り、それぞれに魅力ある宝石を買い集めてきます。ですが、そういった個性あるバイヤーたちからお客様が求める通りの宝石を入手するには、永い時間をかけてデザイナーとバイヤーの間に築かれた信頼関係が不可欠です。

今回、お客様が『ピジョン・ブラッド』をお求めくださったのも、オーナー新井の永年の経験を信頼してくださってのお話だったのでしょう。


そしてオーナー新井は、お客様のもつ美しさにふさわしいデザインを、今回も提案しました。

なんといっても大ぶりで個性的なリングは、自分がどれだけ素敵であるかを知っているお客様、そしてオーナー新井だからこそ選ぶことができるものです。

今回お持ちいただいたピジョン・ブラッドのルビーには、それにふさわしいゴージャスなデザインをご提案いたしました。

宝石店の店先に並びがちなゴールドよりも少しだけ強いイエローカラーのゴールド。それをローブ・デコルテに施す刺繍のようにデザインします。うつくしい深紅のルビーに負けないだけのゴージャスさ、それでいて気品のあるデザインをお客様と相談しながら考えてゆきます。

サロンならではのくつろいだ空間で、珈琲とスイーツを楽しみながらのおしゃべりも交えつつ…… お客様の持つセンスと魅力を引き出しながら相談する時間もまた、オーダージュエリーならではの楽しみです。

何度も何度もテーラーがドレスを手直しするように、お客様にふさわしいデザインを考えつつ。今回は貴重なルビーが何よりもお客様に映えるように、両脇にダイヤモンドもあしらいました。

まるで手に纏うドレスのようなリングは、日々を重ねるごとに美しくなってゆく自分を知っているお客様にふさわしいゴージャスさ、そして気品をもった美しさに仕上がりました。

こんなリングを自信たっぷりに身につけることもできるのも、誰よりも個性的に、そして素敵になってゆく自分を知っているお客様ならではと言えるでしょう。


でも、今回のオーダーは、あまりに素敵な作品に仕上がりすぎてしまったようです。

私もこんなリングを自分用にも作ってしまいたい……、と今回ばかりはオーナー新井も思ってしまった逸品でした。

オーダージュエリーで創るのってとってもワクワクします。デザインを一緒一から考えて工程を楽しんでみませんか?
神奈川県横浜市のジュエリーアグリアへお任せくださいませ。ご相談は、無料です。
事例一覧ページに戻る

カテゴリ

新着事例