お母さまから受け継がれた1.6ctの大粒ダイヤモンドをデザインリングにリフォーム【NO2476】

Before

After

ご依頼内容

　お母さまから受け継がれた1.6ctの大粒ダイヤモンドをデザインリングにリフォーム

お客様のお住まい

　東京都からホームページを見てご来店いただきました。

リフォームについて

今回は、お母さまから受け継がれた大粒1.6ctラウンドカットのダイヤモンドをリングにリフォームご希望でご来店いただきました。当初は、マイクロパヴェセッティングの取り巻きデザインをご希望されておりました。しかし、お客様の雰囲気、ライフスタイル、お好みのテイスト・・・お話を伺えば伺うほどに他のデザインの方がきっとお似合いになると確信して流れるようなメレダイヤモンドのライン上にお持ち込みの1.6ｃｔ一粒ダイヤを配置するデザインをご提案させていただきました。地金の色は、イエローゴールドが最近のお好みとの事でしたがプラチナでご提案させていただきました。

今回のご提案にはいくつかの理由があります。

一つ目は、ご自身の婚約指輪をイエローゴールドで既にリフォームされている事。

二つ目は、お持ち込みのお石が黄色味がないほぼ無色に近いカラーで尚且つ内包物も少ないお石だったからです。

ご存じの方も多いと思いますが天然のダイヤモンドは、通常うっすらと黄色味が感じられます。その場合、プラチナやホワイトゴールドにセッティングすると黄色味が目立ち肌の色と馴染んでしまいダイヤモンドの魅力の一つである無色の輝きが失われてしまいます。

逆にイエローゴールドにセッティングすると黄色味が感じずらくなり肌の上に乗せたときにダイヤモンドが一層際立ちます。

通常、高品質のダイヤモンドをセッティングすることが多い婚約指輪にプラチナを使う一つの理由になります。

話を戻しますが今回お持ち込み頂いたダイヤモンドは、それほどハイクオリティだったということです。

そして、お客様ご自身が非常にジュエリーをお使い慣れていらっしゃっておりましたので今までお持ちでないタイプのデザインでしたがきっと使いこなしていただけると思い今回のデザインをご提案いたしました。

幅が広いですが肌が透ける部分が多く圧迫感やもたつき感は、一切ありません。そして流れるラインのメレダイヤモンドは、トータル1.0ct以上を使いました。デザイン的に人差し指でしていただく事もあると思いましたので、腕の下までダイヤモンドを入れないと地金部分が目立ってしまい高級感が失われますのでギリギリのところまでダイヤモンドを配置しております。

出来上がったリングをお着けになられた瞬間の素敵な笑顔でご満足頂いた事を確信いたしました。

これからのジュエリーライフの中で核となるアイテムになったと思います。

もちろん、私どもはお客様のご要望を優先しつつもお持ち込み頂いたお石の特徴を踏まえた上で色々なご提案をさせていただきますのでご安心してご相談くださいませ