長年使わなかったエンゲージリングをカルティエ風リングに【No230724】

Before

After

●ご依頼内容

インターネットで色々なお店を比較され、実際に他店に行かれたこともあったとお伺いしました。しかし、なかなかフィーリングが合わず今までジュエリーリフォームをされなかったようです。そんな折、当店のホームページをご覧になりご来店いただきました。

●リフォームについて

丁度、今年の3月で永年お勤めされた職場を退職されご結婚時にご主人様から頂いた婚約指輪をジュエリーリフォームをとのご希望でした。実物を拝見させて頂いたところお石のサイズも0.45ctと大きく、グレードも良い綺麗なお石でした。

お話を伺うと今までは職業柄ジュエリーを着けることが出来なくてずっとしまいっぱなしだったそうです。私たちもこの商売をしておりますので今回のお客様の様に婚約指輪をしまいっぱなしにされているとおっしゃる方が非常に多くいらっしゃることに日々驚いております。

これからは、装いの制限もなくなったので是非、普段から使えるデザインにとの事でした。とは言っても、今まで殆どジュエリーを楽しまれてこなかったお客様ですので、華やか過ぎるデザインは使いにくいではないかと感じました。

そこで、腕時計のデザインやお指の感じ、肌の色・・・色々とお話を聞きながらご提案させて頂いたのが今回のカルティエ風のデザインでした。スリーカラーで一見、華やか過ぎるかなぁと思いきや、実際に指にしてみるとしっくりと肌の色にもなじみ中石の爪も4本で圧迫感が少なくとても気に入って頂けました。
実際に出来上がったリングをお着けになられ、とても感動されていたご様子でした。

後日、ご来店頂いた際に「普段、何も言わない娘がとてもいいね！と言ってくれたの」と、褒めてくれたそうです。周りのお友達からも大好評との事でした。
終始にこやかにお話をされている姿を拝見させて頂いていると、この仕事をしていて良かったと思える瞬間です。

今まで暗いタンスの中にひっそりと隠れていた宝石達が、デザインを変えてあげる事で新たに生まれ変わりお使いになるお客様も笑顔が絶えない、それがジュエリーリフォームの醍醐味ですね。

次は、結婚10周年にご主人様から頂いたスウィート・テン・ダイヤモンドのリングをペンダントにジュエリーリフォームのオーダーも予約いただきました。いつもご利用いただきありがとうございます。