事例紹介
Before
After
ホームページを見てご来店いただいたお客様です。
コロナ禍になり在宅ワークが増えて外に出る機会もめっきり少なくなってしまいインターネットでジュエリーを見てるうちにカラーストーンがお好きになられたとの事でした。
今回お持ち込み頂いたのは、サイズの違う2Pcのサファイアルースでした。
ヴィヴィッドな色合いのピンクサファイアとグリーンにイエローとブラウンが少し入った珍しい色合いの個性的なファンシーカラーサファイアでした。デザインも既に候補がありましたが脇に入れるダイヤモンドのサイズを何パターンか用意させて頂きご覧いただきました。脇石のサイズで随分印象が変わってくることがあります。特に中石が小さい場合は、脇石が目立ちすぎると全体のバランスも崩れてしまいます。ただ、大きい石を入れればいいわけではなくバランスが非常に重要です。
よくジュエリーリフォームをして失敗したと感じている方にお話をお聞きするとほとんどの方が「思ったよりごつかった」といわれます。それは、中石のサイズを考慮せずに脇石を入れたり枠の地金を使い過ぎてボリュームが出すぎたりすることだと思います。
今回のオーダーメイドリングは、お客様のご希望のデザインリングにすることが出来ました。
さてさて、サファイアですが実は非常に多くのカラーがあります。
一番なじみのあるブルー。故ダイアナ元妃が婚約指輪に選ばれた12ctのオーバルカットでクラシカルなデザインのリングは特に有名ですよね。
そして、ピンク、イエロー、パープル・・・・まだまだ沢山ありますが、一つだけない色があります。それは、レッドです。
そう、レッドになると「ルビー」になり呼び名がサファイアではなくなってしまいます。
不思議ですよね。
そして近年、注目されているのがオレンジとピンクが合わさった色のパパラチャサファイアも非常に人気があります。サンスクリット語で「蓮の花の色」を意味しており名前の示す通り美しい蓮の花の色に似ています。レアストーンでなかなか出会えないお石です。
宝石を表す言葉に花や植物の名前を使うことが良くあります。コーンフラワー(ブルーサファイア)、アップルグリーン(翡翠)、インカローズ(ロードクロサイト)などがあります。他にもありますので是非、探してみてください。
関東で蓮の名所と言えば上野の不忍池ではないでしょうか。目の前に広がる一面緑の葉の間からオレンジピンクの花が咲いてとても綺麗です。機会があれば是非、ご覧になってみてくださいね。
オーダーメイド代金 ¥286,000税込み