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【オーナーの宝石講座1】

今回は、【宝石の歴史】をお話しさせて頂きたいと思います。

人はいつから宝石を身に付け始めたのでしょうか?

 

それは、太古の時代である邪馬台国の卑弥呼の時代からで、ヒスイの装飾品がとても珍重されていたことなども記されています。
エジプトのピラミッドからや名だたる王族の遺品などからは、必ず宝飾品が出土しております。
そんな歴史に紐解いてみると、人が身を飾ることは本能に近い事であると思います。
動物は宝石を見て綺麗とか、身に付けたいとは思わないので、人間しか持てない本能だと思います。

 

では、なぜ古代の人達は宝石を身に付けていたのでしょうか?

様々な説があります。

 

ジュエリーを身に付け、階級を示していた説

動物の一部を身に付けることで、その神秘的な力を得ようとした説

同じジュエリーをみんなで着飾ることで、連帯意識を持つ説

 

神秘的な力を得るといった護符の意味を持つ使い方が有力だと、私は思います。

 

科学や宗教で物事を判別出来ない時代には、理解し得ない力に対抗するには、神秘的な力を持つとされていたジュエリーが心の拠り所であったのではないでしょうか?

また、同じジュエリーを身に付ける説も有力です。
土地や地域を言葉で区別出来ないので、何か共通の物を身に付けることで、連帯意識を作っていた可能性があります。

いつの時代も身を飾るという事は、人間の本能である事と太古の昔からである事がわかりましたね。

 

ネックレスや指輪、ピアスなどヨーロッパの方から日本に入ってきました。

では日本で何百年?くらいから宝飾品を身につけただしたかご存知でしょうか?

昭和35年くらいからなのです。
「え~そんなもんなの?」と思いますよね。

そう、一世紀も経っていないのです。

 

着物の時代が長いので、かんざしや帯留めがメジャーだったからです。

ぺンダントやリング、ブレスレットの宝飾品を身に付けだしたのは、それほど昔の話ではないのです。

昭和35年とは、もうすぐ令和天皇になられる現皇太子様が生まれた御年です。
家庭ではカラーテレビ放送が始まり、日本で始めてインスタントコーヒーが発売された年でした。

 

日本は敗戦国になり貧しい時代がありました。
日本人気質の真面目な勤勉さが国を豊かにし、
人々も豊になり高度成長期時代を迎えます。

ようやく宝石が売れ出しましたが、まだまだわずかな人しか宝石を手に入れることは出来ませんでした。

 

その後、高度成長後期やバブル期によって成熟期に入りました。
それに伴い、お金もモノもあり豊になることで、誰でも宝石が買える時代になりました。

 

続く

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